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噛んで食べる事の重要性

人は物を食べるときには必ず噛んで食べます。 しかし、噛むことが足りなくなると・・・

先日学校で給食の話になり、聞いたところ面白い話が聞けました。

給食で子供が残す献立で、多いのが酢の物は酢豚。野菜なんかで言うとニンジンやカボチャなんかが多いそうです。

逆に好きなものはカレーライスにハンバーグ、そしてスパゲティー。

これから感じたものは、子供は歯ごたえがあるものはあまり好きでないという事です。

という事で今回は『噛む』という事を考えてみたいと思います。

噛むことによって何が起こるのか?

食事は粉砕され唾液が出ます。
それも、噛めば噛むだけ唾液の量は増えます。

これが重要。

一般的に出る1日の唾液の量って知っていますか?

なんと1500mlだそうです。
しかし、よく噛まなければこれだけの量は出ません。

この大量にでる唾液と噛むことによって、
○胃潰瘍になりやすい(胃弱になる)
○太る
○虫歯になる
○ガンの原因になる
のを防いでいます。

噛むことによって出る唾液。

唾液が一番出るのはやはり食事中です。

この食事中に噛まなければ唾液の出る量は減ってしまいます。


「よく噛んで食べなさい。」
子供の頃よく父母に言われませんでしたか?

私はよく言われました。
あの頃は「面倒くさいな」
なんて言われるまま食べていました。
しかし、一人暮らしを始めると食事も適当ですし、お小言を言う親もいないわけですから、そんな事忘れてしまいました。

しかし、この仕事を始めて噛むことの重要性を知って変わりました。
といっても、意識しないとすぐ忘れてしまいますけど・・・・。

これをお読みのあなたも一度噛むことの重要性を知って、意識してよく噛んで食べてください。

●まずは、胃潰瘍になりやすいことに関して

噛むことによって食事は粉砕されて細かくなります。
そして、唾液によって細かくなった食事が分解されやすくなります。

分解されやすくなった食事は胃によって溶かされて腸に送られさらに分解吸収されます。

あまり噛まないで食べた場合は、普通ならば口の中で行われる筈の粉砕と分解が行われないので、胃に負担がかかり炎症を起こします。

一例として、昭和30年代のきこりの地方には胃潰瘍の人が普通の地方よりもはるかに多かったそうです。
きこりの方々は忙しいので食事は噛まないで食べることが出来る茶粥が主食でした。

しかし、チェーンソーが入ってきて急がなくても食べる事が出来るようになったところ、胃潰瘍の人は激減して他の地方と同じくらいになったそうです。

実際、よく噛まずに飲み込む人ほど胃が弱い傾向にあります。

みぞおちを押してみてください。
圧迫感や痛みを感じる人は胃が弱っていて、食べたものが消化吸収されていない場合が多々あります。

●太るということについて

お腹が満腹になれば、人は食事を取りたくなくなります。
人は食事を取ると糖分が吸収されて血糖値が上昇します。
ある一定の血糖値になると脳にお腹が満腹だという指令がいきます。
そうして、食欲がなくなるのです。

小さい子供など、遊びながら食べていると、ほんのちょっとしか食べていないのに、「お腹がいっぱい」という事よくありますよね。
これは、こんな理由だからです。

だから、飲み込むように食べている人は、食事量が多くなりカロリーオーバーとなって、太ってしまう場合が多くなります。

以前お話をした、消化吸収のいい食事ばかりすると、脂肪は蓄えるは、カロリーオーバーするはでもう大変です。

●3つめは虫歯になる。

唾液の成分には殺菌作用があります。
その為、口の中の雑菌を殺すことが出来ます。
又、食物中の酸を中和することで歯を溶かしにくくなります。

さらに、通常唾液の量は1日に1500ml

この大量にでる唾液によって菌を押し流して虫歯・歯周病予防します。


まだあります。
唾液の成分に含まれるカルシウム、リンにより歯の修復も行われるのです。
ただし、これは虫歯のごく初期の段階で、虫歯を予防するぐらいの作用しかありません。

●最後にガンについて

唾液には発がん性物質である活性酸素を消す力がある事がわかっています。
さらに、食物にはいっているダイオキシンなどの毒物も解毒する作用もあります。

ある実験では活性酸素は10%~20%
毒物にいたっては消し去ってしまうこともあるという事です。


簡単にお話をさせていただきましたが、噛む重要性。
唾液の働きがわかっていただけましたか?

現代病としてドライマウスというものがあります。
この病気は唾液が出なくなってしまうものです。

国内においては800万人いると推定されています。

ストレスなどの自律神経のバランスが崩れたのが原因と言われていますが、噛まない習慣が生み出したことが関係ないと決して言い切れません。

まずよく噛んで食事をする習慣をつけてください。

1口30回が理想といわれています。
しかし、いきなり30回もやるとアゴが疲れてしまう事もあります。(始めは1口20回を目標にしましょう)

しかし、意識的に噛む事を考えてください。

※チューインガムを噛むのも唾液を出すという意味ではいい習慣だと思います。