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卒業式に却下されたお話

平成18年3月 せっかく暖めてきたお話を教頭先生は・・・

卒業の季節ですね。

それとも、受験シーズンなんでしょうか?

受験生を持つ親御さんからすれば、すごいストレスがあるんだろうなと思います。(まだ自分の子供で経験がないからのんきに言っていられる)

さて、私の子供の通っている港小学校も今月卒業式があります。

そこで、私は祝辞を述べるわけですが何をお話をしようか考えています。

先日、教頭先生と話をしていて、

「会長は何をお話していただけるんですか?」

と聞かれたので

「3年寝太郎」のお話でもしようと思っています。」

なんていったら

「それだけは勘弁してください」

と却下されてしまいました。

皆さんも「3年寝太郎」のお話は知っていると思いますがいいお話なんですよ。

「厚狭の里にはゴロゴロしてばかりの寝太郎と呼ばれる若者がいた。

3年3カ月たったある日、寝太郎は庄屋さんに千石船を作ることと、村中のわらじを買い集めることを依頼。山ほどのわらじを乗せた船は佐渡島へ。

ある日船はボロボロのわらじを乗せて帰ってきた。寝太郎はわらじを桶に入れて洗わせた。泥水を捨てると桶には、砂金が…。

金山で働く人の古わらじを無料で交換して、底についた砂金を集めるアイディアを3年間必死に考えていたのだった。

大もうけした寝太郎は、それを元手に厚狭川をせき止め、用水路を造り、荒れ地を千町が原と呼ばれる田んぼに。

それを村の衆に分け与えると「寝太郎さま」と呼ばれ、いつまでも尊敬された。」


このお話は「人はいつもがむしゃらに進むだけでなく、立ち止まってゆっくり考えることも必要なんだよ。」って事を言っています。

実際若い企業家の人たちは、30歳前後で仕事を退職し、2,3年は無職で過ごしてから起業しています。

しかし、小学校6年生の子供には単純に「遊んでいいんだ」と受け止められてしまう可能性が高いため駄目という事でした。

卒業式まで後2週間。

何をお話をすればいいのか?

大人にお話しするよりも、子供にお話をするのは何倍も気を使い大変です。